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強含んだ米ドルの月初の値動きに注意か

相場レポート

強含んだ米ドルの月初の値動きに注意か

強含んだ米ドルの月初の値動きに注意か
本日のポイント
  1. 欧・消費者物価指数
  2. 欧・製造業PMI

先週末の米国通貨は、米・12月個人所得が、所得/支出ともに前月値から上昇したことで、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0432から1.0350まで下落。時間足ボリンジャーバンド+3σから-3σまでローソク足が低下した。4時間足ではサポートされていた200SMAを実体足で下抜けており、日足ではRSIが60から45まで低下している。

欧州通貨は、1月31日に発表された独・1月消費者物価指数の速報値が、前年比で前月の2.6%から2.3%に低下したにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は159.916から161.479まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド-3σからの反発が入っており、日足では1月安値の更新を免れた。

本日は、9:30に豪・小売売上高、インドネシア・製造業PMI、9:30にフィリピン・製造業PMI、14:00に印・製造業PMI、16:00にトルコ・製造業PMI、トルコ・消費者物価指数、17:30に香港・第4四半期GDP、17:30にスイス・製造業PMI、17:55に独・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMI、18:30に英・製造業PMI、19:00に欧・消費者物価指数、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、26:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。強含んだ米ドルの月初の値動きを慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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