消費者物価指数が上昇したユーロの方向性を注視か

2025.02.04
- 米・JOLTS求人件数
- 日・マネタリーベース
前日の米国通貨は、米ドルが対円で下落した。米ドル円は155.868から154.019まで下落。時間足20MAに沿っての上昇が反転した。4時間足では75MAに上値をレジストされており、日足では20MAに沿っての下降が継続している。このまま米ドルが対円で軟化していくのか、米国時間での値動きに注意したい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・1月消費者物価指数(HICP)の速報値が、前年比で前月の2.4%から2.5%に上昇したことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は157.962から160.174まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド-3σまでローソク足が低下している。
本日の指標は、6:45にNZ・住宅建設許可、8:50に日・マネタリーベース、16:45に仏・財政支出、24:00に米・JOLTS求人件数、米・製造業受注、米・耐久財受注、25:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、翌6:45にNZ・第4四半期失業率がある予定だ。消費者物価指数が上昇したユーロの方向性をじっくりと見極めたい。
過去の相場レポート
2025.02.28
対円で下落した加ドルの下値余地に注意か
2025.02.27
上値が限定されたスイスフランの動向を静観か
2025.02.26
拮抗したユーロ円の方向性を静観か
2025.02.25
反発上昇した米ドル円の上値余地に警戒か
2025.02.24
下落したユーロの下値余地に警戒か
2025.02.21
2日続落した米ドル円の回復が見られるのか注目か
2025.02.20
米FOMC議事録にて据え置き示唆により上昇した米ドルの方向性に注目か
2025.02.19
加・CPI上振れで上昇した加ドル円の上値余地に注意か
2025.02.18
対米ドルで強含んだポンドの上値余地を注視か
2025.02.17
小売売上高の下振れで下落した米ドルの下値余地に警戒か