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消費者物価指数が上昇したユーロの方向性を注視か

相場レポート

消費者物価指数が上昇したユーロの方向性を注視か

消費者物価指数が上昇したユーロの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 米・JOLTS求人件数
  2. 日・マネタリーベース

前日の米国通貨は、米ドルが対円で下落した。米ドル円は155.868から154.019まで下落。時間足20MAに沿っての上昇が反転した。4時間足では75MAに上値をレジストされており、日足では20MAに沿っての下降が継続している。このまま米ドルが対円で軟化していくのか、米国時間での値動きに注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・1月消費者物価指数(HICP)の速報値が、前年比で前月の2.4%から2.5%に上昇したことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は157.962から160.174まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド-3σまでローソク足が低下している。

本日の指標は、6:45にNZ・住宅建設許可、8:50に日・マネタリーベース、16:45に仏・財政支出、24:00に米・JOLTS求人件数、米・製造業受注、米・耐久財受注、25:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、翌6:45にNZ・第4四半期失業率がある予定だ。消費者物価指数が上昇したユーロの方向性をじっくりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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