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欧・消費者物価指数の確報値が2.4%ステイとなったユーロの動向を静観か

相場レポート

欧・消費者物価指数の確報値が2.4%ステイとなったユーロの動向を静観か

欧・消費者物価指数の確報値が2.4%ステイとなったユーロの動向を静観か
本日のポイント
  1. スイス・生産者輸入価格
  2. 欧・建設業生産高

先週末の米国通貨は、先週末17日に発表された米・12月住宅着工件数が、前月のマイナス1.8%から市場予想のプラス2.0%を大幅に上振れプラス15.8%となったことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は154.990から156.360まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σまで上昇した。日足では下抜けていた20MAラインへ価格が回帰している。

欧州通貨は、17日に発表された欧・12月消費者物価指数(HICP)の確報値が、前年比で前月の2.4%と変わらなかったことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0309から1.0265まで下落。時間足RSIが57から34まで低下した。日足では20MAに沿っての昨年10月からの下降トレンドが継続している。

本日は、8:50に日・工作機械受注、9:01に英・ライトムーブ住宅価格、10:00に中・最優遇貸出金利、13:00にマレーシア・貿易収支、13:13にフィリピン・総合収支、13:30に日・鉱工業生産、16:00に独・生産者物価指数、16:30にスイス・生産者輸入価格、17:30に香港・雇用統計、19:00に欧・建設業生産高、26:00に米・トランプ大統領の就任演説がある予定だ。欧・消費者物価指数の確報値が2.4%ステイとなったユーロの動向を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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