欧・消費者物価指数の確報値が2.4%ステイとなったユーロの動向を静観か
2025.01.20
- スイス・生産者輸入価格
- 欧・建設業生産高
先週末の米国通貨は、先週末17日に発表された米・12月住宅着工件数が、前月のマイナス1.8%から市場予想のプラス2.0%を大幅に上振れプラス15.8%となったことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は154.990から156.360まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σまで上昇した。日足では下抜けていた20MAラインへ価格が回帰している。
欧州通貨は、17日に発表された欧・12月消費者物価指数(HICP)の確報値が、前年比で前月の2.4%と変わらなかったことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0309から1.0265まで下落。時間足RSIが57から34まで低下した。日足では20MAに沿っての昨年10月からの下降トレンドが継続している。
本日は、8:50に日・工作機械受注、9:01に英・ライトムーブ住宅価格、10:00に中・最優遇貸出金利、13:00にマレーシア・貿易収支、13:13にフィリピン・総合収支、13:30に日・鉱工業生産、16:00に独・生産者物価指数、16:30にスイス・生産者輸入価格、17:30に香港・雇用統計、19:00に欧・建設業生産高、26:00に米・トランプ大統領の就任演説がある予定だ。欧・消費者物価指数の確報値が2.4%ステイとなったユーロの動向を慎重に静観したい。
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