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上昇したポンド円の欧州時間での値動きに注目か

相場レポート

上昇したポンド円の欧州時間での値動きに注目か

上昇したポンド円の欧州時間での値動きに注目か
本日のポイント
  1. 独・非製造業PMI
  2. 米・PMI購買担当者景気指数

先週末の米国通貨は、米ドルが対円で拮抗した。米ドル円は156.886から157.565の間で推移。時間足20MAをまたいでの方向感に欠ける値動きとなった。4時間足では下値を徐々に切り上げており、日足では10MAに下値をサポートされての上昇トレンドが継続している。このまま米国時間で米ドルが上昇していくのか、方向性に注意したい。

欧州通貨は、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は194.636から195.536まで上昇。時間足20MA下位から上位へと躍り出た。4時間足では200SMAが下値サポートとなり反発が入っている。日足では75MAが下値支持線として機能しており価格が反発しているため、欧州時間にてポンドの勢力が維持されるのか注視したい。

本日は、10:45に中・財新PMI、12:30にタイ・消費者物価指数、14:00に印・サービス業PMI、15:30にスイス・小売売上高、17:50に仏・非製造業PMI、17:55に独・非製造業PMI、18:00に欧・非製造業PMI、18:30に英・非製造業PMI、22:00に独・消費者物価指数、23:15に米・クックFRB理事の発言、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・製造業新規受注、米・耐久財受注がある予定だ。上昇したポンド円の欧州時間での値動きに注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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