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対円で上昇したユーロの上値余地を注視か

相場レポート

対円で上昇したユーロの上値余地を注視か

対円で上昇したユーロの上値余地を注視か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 米・財政収支

前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は109.994から111.063まで上昇。時間足200EMAが下値支持線となり反発した。4時間足ではRSIが70近くまで上昇しており、日足では20MAからの反発上昇に入っている。このまま加ドルが対円で上昇を継続していくのか、方向性に注意したい。

欧州通貨は、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は163.233から164.309まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では200SMAがしっかりと下値支持線として機能しており、日足では200EMAにて下値をサポートされている。このまま欧州時間でもユーロの上昇が見られるのか注目したい。

本日の指標は、8:00に韓・雇用統計、8:50に日・国内企業物価、9:30に豪・企業賃金、15:30に仏・雇用統計、19:00に欧・鉱工業生産、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・消費者物価指数、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、23:30に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、25:00に露・消費者物価指数、28:00に米・財政収支がある予定だ。対円で上昇したユーロの上値余地を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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