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約3.5円下落したポンド円の反発力を注視か

相場レポート

約3.5円下落したポンド円の反発力を注視か

約3.5円下落したポンド円の反発力を注視か
本日のポイント
  1. 豪・生産者物価指数
  2. 米・ISM製造業景気指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月PCEデフレータが前年比で前月の2.2%から2.1%に低下し、コアデフレータが前年比で横ばいとなったことで、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0844から1.0888まで上昇。時間足20MAに沿っての価格上昇が見られた。4時間足でも同様の値動きが見られており、日足ではRSIが30から上昇しつつある状況だ。

欧州通貨は、ポンドが一昨日に引き続いて最弱通貨となった。ポンド円は198.890から195.351まで下落。約3.5円の円高となった。4時間足では75MAのサポートラインを実体足で下抜けており、日足ではボリンジャーバンド+2σから中心線まで値が落ちているため、欧州時間でポンドの反発が入るのか注視したい。

本日は、9:00に韓・貿易収支、9:30にインドネシア・製造業PMI、マレーシア・製造業PMI、豪・生産者物価指数、10:45に中・財新製造業PMI、16:00に英・ネーションワイド住宅価格指数、トルコ・製造業PMI、16:30にスイス・消費者物価指数、17:30にスイス・製造業PMI、21:30に米・雇用統計、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、23:00に米・ISM製造業景気指数、米・建設支出がある予定だ。約3.5円下落したポンド円の反発力を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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