独・失業率悪化となったユーロの値動きを注視か

2024.10.31
- 日・鉱工業生産
- 仏・消費者物価指数
前日の米国通貨は、米ドルが対円で拮抗した。米ドル円は153.493から152.781の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では20MAにかろうじて下値をサポートされている最中だ。なお本日のアジア時間では米ドルが対円で軟化しており152円前半まで円高が進んでいる。
欧州通貨は、昨日発表された独・10月雇用統計にて、失業率が前月の6.0%から0.1ポイント悪化し6.1%となったにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は165.506から166.581まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σまで伸びた。4時間足では20MAが下値サポートとなりしっかりと反発が入っており、日足ではRSIが70付近まで上昇している。
本日は、8:00に韓・鉱工業生産、8:50に日・鉱工業生産、日・小売業販売額、日・対外/対内証券投資、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、9:30に豪・輸入物価指数、豪・小売売上高、10:30に中・製造業/サービス業PMI、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、16:00にトルコ・貿易収支、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・消費者物価指数、21:00にブラジル・雇用統計、21:30に加・実質GDP、米・PCEデフレータ、米・新規失業保険申請件数、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数がある予定だ。独失業率悪化となったユーロの値動きを慎重に判断したい。
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