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独・失業率悪化となったユーロの値動きを注視か

相場レポート

独・失業率悪化となったユーロの値動きを注視か

独・失業率悪化となったユーロの値動きを注視か
本日のポイント
  1. 日・鉱工業生産
  2. 仏・消費者物価指数

前日の米国通貨は、米ドルが対円で拮抗した。米ドル円は153.493から152.781の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では20MAにかろうじて下値をサポートされている最中だ。なお本日のアジア時間では米ドルが対円で軟化しており152円前半まで円高が進んでいる。

欧州通貨は、昨日発表された独・10月雇用統計にて、失業率が前月の6.0%から0.1ポイント悪化し6.1%となったにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は165.506から166.581まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σまで伸びた。4時間足では20MAが下値サポートとなりしっかりと反発が入っており、日足ではRSIが70付近まで上昇している。

本日は、8:00に韓・鉱工業生産、8:50に日・鉱工業生産、日・小売業販売額、日・対外/対内証券投資、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、9:30に豪・輸入物価指数、豪・小売売上高、10:30に中・製造業/サービス業PMI、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、16:00にトルコ・貿易収支、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・消費者物価指数、21:00にブラジル・雇用統計、21:30に加・実質GDP、米・PCEデフレータ、米・新規失業保険申請件数、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数がある予定だ。独失業率悪化となったユーロの値動きを慎重に判断したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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