米雇用統計好調にて急騰した米ドルの上伸性を静観か
2024.10.07
- 日・景気動向指数
- 独・製造業新規受注
先週末の米国通貨は、4日金曜日に発表された米・9月雇用統計にて、失業率が前月の4.2%から0.1ポイント改善し4.1%となり、非農業部門雇用者数が前月の14.2万人から25.4万人に大幅改善したことで、米ドルが指標発表直後に最強通貨となった。米ドル円は145.919から148.987まで約3円急騰。週足では前週のローソク足を包含する包み大陽線が形成されている。
欧州通貨は、4日に発表された英・9月建設業PMIが、前月の53.6から57.2となったにも関わらず、ポンドが対米ドルで下落した。ポンド米ドルは1.3174から1.3069まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200SMAが上値レジスタンスとなっており、日足では先月安値水準へと迫りつつある状況だ。
本日は、8:50に日・外貨準備高、11:00にNZ・準備資産総額、12:30にタイ・消費者物価指数、14:00に日・景気動向指数、15:00に独・製造業新規受注、独・鉱工業生産、ノルウェー・製造業生産、15:30にハンガリー・貿易収支、16:00にスイス・外貨準備高、18:00に欧・小売売上高、23:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、24:30に米・6ヶ月債入札、26:50に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言がある予定だ。米雇用統計好調にて急騰した米ドルの上伸性を慎重に静観したい。
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