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上値が重い米ドルの方向性に注目か

相場レポート

上値が重い米ドルの方向性に注目か

上値が重い米ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. シンガポール・小売売上高
  2. スイス・雇用統計

前日の米国通貨は、昨日発表された米・8月耐久財受注が、前月の0.0%と変わらなかったことで、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は146.203から147.240の間で推移。時間足20MA付近での値動きとなった。本日のアジア時間では時間足20MAを割り込みボリンジャーバンド-3σまで下落している。このまま米ドルが対円で軟化していくのか、方向性に注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・8月生産者物価指数(PPI)が前年比で前月のマイナス2.1%からマイナス2.3%に下振れたことで、ユーロが対米ドルで緩やかに下落した。ユーロ米ドルは1.1048から1.1008まで下落。時間足20MAに上値をレジストされた。4時間足では10MAより下位にて上値が重くなっている。日足では75MAのサポートラインを下抜けるかの間際のため、米国時間での強弱性に注意したい。

本日は、10:00にフィリピン・消費者物価指数、14:00に印・サービス業PMI、14:00にシンガポール・小売売上高、14:45にスイス・雇用統計、15:45に仏・鉱工業生産、16:55に英・ピルMPC委員の発言、17:30に英・建設業PMI、21:00にメキシコ・雇用統計、21:30に米・雇用統計、22:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、23:30に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、27:00にブラジル・貿易収支がある予定だ。上値が重い米ドルの方向性を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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