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米国時間で軟化した加ドルの下値余地に要注意か

相場レポート

米国時間で軟化した加ドルの下値余地に要注意か

米国時間で軟化した加ドルの下値余地に要注意か
本日のポイント
  1. 日・毎月勤労統計
  2. 英・BRC既存店売上高

前日の米国通貨は、加ドルがオセアニア通貨に次いで軟化した。加ドル円は109.810から108.561まで下落。時間足20MAに沿ってのゆるやかな下降となった。4時間足では10MA上位から下位へと移行しており、日足では200EMAに上値をレジストされている状況だ。このまま加ドルが対円で米国時間にかけて軟化を強めていくのか、方向性を見極めたい。

欧州通貨は、ポンドが欧州通貨の中で最弱となった。ポンド円は195.620から193.142まで下落。時間足75MAを下抜けた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σからの反落基調となっており、日足では200SMAより上位に位置しているものの、RSIがダイバージェンスとなっている。欧州時間でもポンドの軟化が見られるのか、方向性に注目したい。

本日は、8:01に英・BRC既存店売上高、8:30に豪・westpac消費者信頼感指数、8:30に日・毎月勤労統計、8:50に日・国際収支、9:30に豪・NAB企業景況感、15:00に独・鉱工業生産、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、17:00に台湾・消費者物価指数、21:30に加・国際商品貿易、米・貿易収支、25:45に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、米・3年債入札がある予定だ。米国時間で軟化した加ドルの下値余地に十分注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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