米ADP好調で上向いている米ドルの上値余地を静観か
2024.10.03
- トルコ・消費者物価指数
- 米・耐久財受注
前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月ADP雇用者数が前月の9.9万人から14.3万人に大幅改善し、市場予想の12.1万人をも上振れたことで、米ドルが米国時間で最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.1082から1.1032まで緩やかに下落。本日のアジア時間でも下伸している。日足では先月安値付近まで値を下げているため、欧州時間にて米ドルがさらに強含むのか注目したい。
欧州通貨は、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は190.401から194.413まで上昇。1日で4円の上昇を見せた。4時間足では200SMAがしっかりと下値支持線として機能しており、日足では下降傾向となっていたRSIが再び上向いている。米国時間でもさらにポンドが対円で強含んでいくのか注視したい。
本日は、10:30に豪・貿易収支、15:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、15:30にスイス・消費者物価指数、16:50に仏・非製造業PMI、16:55に独・非製造業PMI、17:00に欧・非製造業PMI、17:30に英・非製造業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、20:30に米・チャレンジャー人員削減数、21:30に米・新規失業保険申請件数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・耐久財受注、米・ISM非製造業景気指数、23:40に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。米ADP好調で上向いている米ドルの上値余地を慎重に静観したい。
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