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上昇しているポンド円の上値余地を注視か

相場レポート

上昇しているポンド円の上値余地を注視か

上昇しているポンド円の上値余地を注視か
本日のポイント
  1. 仏・製造業/サービス業PMI
  2. 英・製造業/サービス業PMI

先週末の米国通貨は、米ドルが対ユーロで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.1136から1.1181の間で推移。時間足20MAを跨いでの方向感に欠ける値動きとなった。4時間足では20MAに下値をサポートされており、日足ではボリンジャーバンド+2σ付近に停滞している。ただ本日のアジア時間では米ドルが上昇しているため、このまま米ドルが対ユーロで強含んでいくのか注視したい。

欧州通貨は、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は188.688から191.961まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで値が伸びた。4時間足ではレジスタンスとして機能していた200SMAがサポートとして変化している。日足ではRSIが65まで上昇しているため、ポンドの継続した上伸性に注目したい。

本日の指標は、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、22:45に米・製造業/サービス業PMI、23:15に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言がある予定だ。上昇しているポンド円の上値余地を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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