上昇しているポンド円の上値余地を注視か
2024.09.23
- 仏・製造業/サービス業PMI
- 英・製造業/サービス業PMI
先週末の米国通貨は、米ドルが対ユーロで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.1136から1.1181の間で推移。時間足20MAを跨いでの方向感に欠ける値動きとなった。4時間足では20MAに下値をサポートされており、日足ではボリンジャーバンド+2σ付近に停滞している。ただ本日のアジア時間では米ドルが上昇しているため、このまま米ドルが対ユーロで強含んでいくのか注視したい。
欧州通貨は、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は188.688から191.961まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで値が伸びた。4時間足ではレジスタンスとして機能していた200SMAがサポートとして変化している。日足ではRSIが65まで上昇しているため、ポンドの継続した上伸性に注目したい。
本日の指標は、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、22:45に米・製造業/サービス業PMI、23:15に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言がある予定だ。上昇しているポンド円の上値余地を慎重に見極めたい。
過去の相場レポート
2024.09.23
上昇しているポンド円の上値余地を注視か
2024.09.20
要人発言によりユーロの動向に変化が見られるのか注視か
2024.09.19
欧HICP変わらず、下値を固めたユーロ円の行く末に注目か
2024.09.18
上値が重くなったユーロが米国時間で回復するのか静観か
2024.09.17
反発している米ドル円が勢力を維持するのか要注意か
2024.09.16
拮抗しているユーロ米ドルの方向性に注意か
2024.09.13
米PPI明けに下落した米ドルの下値余地を注視か
2024.09.12
上値が重いポンドの方向性を注視か
2024.09.11
米CPIが市場予想通り2.6%まで低下するのか急激な値動きに警戒か
2024.09.10
米CPI前日の米ドルの値動きを静観か