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下降しているユーロ円の回復性に注目か

相場レポート

下降しているユーロ円の回復性に注目か

下降しているユーロ円の回復性に注目か
本日のポイント
  1. 日・植田日銀総裁の発言
  2. 米・ボウマンFRB理事の発言

前日の米国通貨は、米ドルが対円で下落した。米ドル円は144.455から143.165まで下落。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では20MAが下値サポートとなっているものの、日足では20MAを上抜けられずに停滞している。このまま米ドルが対円で弱含んでいくのか、米国時間での値動きに注意したい。

欧州通貨は、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は161.196から159.041まで低下。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200SMAのサポートラインを下抜けており、日足ではRSIが52から49まで低下している。このままユーロが対円で下伸していくのか、欧州時間の強弱性に注目したい。

本日は、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:05に日・植田日銀総裁の発言、14:30に豪・ブロックRBA総裁の発言、16:00にトルコ・景気動向指数、トルコ・設備稼働率、17:00に独・IFO景況指数、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・住宅価格指数、米・ボウマンFRB理事の発言、23:00に米・消費者信頼感指数、25:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、26:00に米・2年債入札がある予定だ。下降しているユーロ円の回復性を慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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