月足確定直前の通貨強弱の変化に要注意か

2025.05.30
- 日・東京消費者物価指数
- 米・ミシガン大消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・第1四半期GDP/個人消費が、前回値の1.8%から1.2%に落ち込み、市場予想の1.8%を下振れたことで、米ドルが対円で下落した。ドル円は146.289から143.970まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足ではRSIが71から45まで反落。週足では10MAからの反落が入っている。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで上昇した。ポンドドルは1.3415から1.3506まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では75MAが下値支持線となり反発が入っており、日足では20MAに沿っての上昇トレンドになりつつある。このままポンドが対米ドルで上値更新をしていくのか、方向性を見極めたい。
本日は、7:45にNZ・住宅建設許可、8:30に日・雇用統計、日・東京消費者物価指数、8:50に日・鉱工業生産、日・百貨店/スーパー販売額、10:30に豪・住宅建設許可、14:00に日・住宅着工件数、21:00に独・消費者物価指数、21:30に加・実質GDP、米・個人所得、米・卸売在庫、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。月末フローに注意しつつ、月足確定前の値動きを慎重に静観したい。
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