上昇したユーロ米ドルの続伸性に注目か

2025.05.26
- 日・景気動向指数
- 英・米が祝日により休場
先週末の米国通貨は、23日に発表された加・3月小売売上高が、マイナス0.4%からプラス0.8%に回復したことで、加ドルが対円で往って来いとなった。加ドル円は102.998から103.943の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では長短MAの密集地帯にて水平移動にとどまっており、日足では20MAより下位部分にて方向感を模索している最中だ。
欧州通貨は、金曜日に発表された独・第1四半期実質GDPが、前年比でマイナス0.2%から0.0%に改善したことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1276から1.1375まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MAタッチからの反発が入っており、日足ではRSIが60まで回復している。
本日の指標は、14:00に日・景気動向指数、22:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、23:30に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。なお本日は米国と英国が祝日により休場となる。上昇したユーロ米ドルの続伸性をじっくりと静観したい。
過去の相場レポート
2025.08.26
対米ドルで弱含んだポンドが回復を見せるのか静観か
2025.08.25
来月のFOMC利下げ容認発言にて下落した米ドルの下伸性に注目か
2025.08.22
対円で上昇したポンドの上伸性に注目か
2025.08.21
レンジ内にて下落した米ドル円が方向性を明確にするのか注視か
2025.08.20
欧州時間での指標発表によるポンドの値動きに警戒か
2025.08.19
初来高値圏でのポンド円のもみ合い相場が明確な方向性を示すのか注目か
2025.08.18
米国時間で最強となったユーロの上伸性を注視か
2025.08.15
続伸から一転し日足陰線となったポンド円の方向性を注視か
2025.08.14
最弱となった米ドルがさらなる軟化を見せるのか方向性に注目か
2025.08.13
英失業率改善にて対円で上昇したポンドの上値余地を注視か