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上昇したユーロ米ドルの続伸性に注目か

相場レポート

上昇したユーロ米ドルの続伸性に注目か

上昇したユーロ米ドルの続伸性に注目か
本日のポイント
  1. 日・景気動向指数
  2. 英・米が祝日により休場

先週末の米国通貨は、23日に発表された加・3月小売売上高が、マイナス0.4%からプラス0.8%に回復したことで、加ドルが対円で往って来いとなった。加ドル円は102.998から103.943の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では長短MAの密集地帯にて水平移動にとどまっており、日足では20MAより下位部分にて方向感を模索している最中だ。

欧州通貨は、金曜日に発表された独・第1四半期実質GDPが、前年比でマイナス0.2%から0.0%に改善したことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1276から1.1375まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MAタッチからの反発が入っており、日足ではRSIが60まで回復している。

本日の指標は、14:00に日・景気動向指数、22:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、23:30に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。なお本日は米国と英国が祝日により休場となる。上昇したユーロ米ドルの続伸性をじっくりと静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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