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上値が重くなった加ドルの回復余地を静観か

相場レポート

上値が重くなった加ドルの回復余地を静観か

上値が重くなった加ドルの回復余地を静観か
本日のポイント
  1. 欧・ECB理事会議事要旨公表
  2. 加・鉱工業製品価格

前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は104.002から103.353まで下落。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では200EMAに上値をレジストされる形でローソク足が停滞しており、日足ではすでに20MAより下位に位置しており、上値の重さが目についている。本日の米国時間でも加ドルが軟化していくのか、静観したい。

欧州通貨は、ポンドが米ドルに次いで弱含んだ。ポンド円は193.468から192.576まで下落。時間足20MAに沿っての下降が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σから-3σまでローソク足が低下しており、日足では長短MA密集地帯直下にて方向感を模索している最中だ。このままポンドが対円で軟化し続けていくのか、方向性を注視したい。

本日は、10:30に日・野口日銀審議委員の発言、15:00に日・工作機械受注、16:15に英・ブリーデンBOE副総裁の発言、16:30に独・製造業/非製造業PMI、17:00に欧・製造業/非製造業PMI、独・IFO景況指数、17:30に英・製造業/非製造業PMI、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:30に加・鉱工業製品価格、米・新規失業保険申請件数、22:45に米・製造業/非製造業PMI、23:00に米・中古住宅販売件数がある予定だ。上値が重くなった加ドルの回復余地を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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