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BOC0.25%利下げにて下落した加ドル円の下値余地に要警戒か

相場レポート

BOC0.25%利下げにて下落した加ドル円の下値余地に要警戒か

BOC0.25%利下げにて下落した加ドル円の下値余地に要警戒か
本日のポイント
  1. スイス・雇用統計
  2. 米・チャレンジャー人員削減数

前日の米国通貨は、昨日発表された加・BOC政策金利発表にて、市場予想通り0.25%利下げし4.25%となったことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は107.523から106.002まで約150pips下落。時間足10MAに沿っての下降トレンドが継続した。日足ではボリンジャーバンド+2σから-2σまでの下落となっているため、継続した下落に警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・7月生産者物価指数(PPI)が前年比で前月のマイナス3.2%からマイナス2.1%に改善したことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1034から1.1095まで上昇。時間足20MAに沿っての反発が確認された。日足では20MAのサポートラインにて反発が継続するかの節目となっているため、欧州時間での値動きに注目したい。

本日は、8:00に韓・実質GDP、8:30に日・毎日勤労統計、8:50に日・対外/対内証券投資、10:00にフィリピン・消費者物価指数、10:30に豪・貿易収支、12:30にタイ・消費者物価指数、14:00にシンガポール・小売売上高、14:45にスイス・雇用統計、15:00に独・製造業受注、18:00に欧・小売売上高、20:30に米・チャレンジャー人員削減数、21:15に米・ADP雇用者数、21:30に加・労働生産性、21:30に米・新規失業保険申請件数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・ISM非製造業景気指数がある予定だ。BOC0.25%利下げにて下落した加ドル円の下値余地に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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