loading
search

米雇用統計と要人発言にて米ドルが軟化していくのか静観か

相場レポート

米雇用統計と要人発言にて米ドルが軟化していくのか静観か

米雇用統計と要人発言にて米ドルが軟化していくのか静観か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 米・ウォラーFRB理事の発言

前日の米国通貨は、昨日発表された米・8月ISM非製造業景気指数が、前月の51.4から51.5に改善したにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は144.212から142.841まで下落。本日のアジア時間では142.267まで下伸している。日足では20MAタッチでの下落トレンドが継続しているため、本日の米雇用統計結果による値動きに十分警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された英・8月建設業PMIが前月の55.3から53.6に低下したことで、ポンドが対円で下落した。ポンド円は189.776から188.605まで低下。本日のアジア時間ではさらに下伸し187.608をタッチしている。週足では20MAがしっかりと上値抵抗帯として機能しているため、米国時間でのポンドのさらなる下落に注意したい。

本日の指標は、8:30に日・全世帯家計調査、10:00にフィリピン・失業率、14:00に日・景気動向調査、15:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、15:45に仏・経常収支、18:00に欧・実質GDP、21:30に加・雇用統計、21:30に米・雇用統計、21:45に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、24:00に米・ウォラーFRB理事の発言がある予定だ。米雇用統計と要人発言にて米ドルが軟化していくのか、方向性を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2025.04.18New

    軟化している米ドルの休場中の値動きに要警戒か

  2. 2025.04.17New

    ECB政策金利発表でのユーロの値動きを静観か

  3. 2025.04.16New

    上昇した米ドルが要人発言にて変化するのか静観か

  4. 2025.04.15New

    上昇したポンドの上伸性を注視か

  5. 2025.04.14New

    年初来高値を更新したユーロ米ドルの上値追いに注目

  6. 2025.04.11

    再び見られた円高傾向が継続するのか米国時間での値動きを注視か

  7. 2025.04.10

    米トランプ大統領の関税停止発言により上昇した米ドルの上値余地に注意か

  8. 2025.04.09

    連続上昇したユーロ豪ドルの調整の値動きを注視か

  9. 2025.04.08

    最弱となったポンドの反発余力に注目か

  10. 2025.04.07

    対円で大きく下落したポンドの下値余地に注意か