弱含んだ日本円とスイスフランの動向を注視か

2024.08.09
- 日・マネーストック
- 加・雇用統計
前日の米国通貨は、本日の米国時間で雇用統計発表を控えている加ドルが対円で上昇した。加ドル円は105.764から107.339まで上昇。時間足200SMA直下まで回復した。4時間足では20MAが下値サポートとしてしっかりと機能しており、日足ではRSI30より上位を回復しているため、本日の雇用統計にてさらなる上昇が見られるのか注目したい。
欧州通貨は、スイスフランが日本円とともに最弱通貨となった。他のクロス円が上昇する中、フラン円は拮抗。169.603から170.808の間で時間足20MAをまたいでの上下動を繰り返した。日足では依然200SMAよりも下位に位置している一方、週足では下ヒゲピンバーになりつつある状況だ。
本日の指標は、8:50に日・マネーストック、10:30に中・生産者物価指数、中・消費者物価指数、13:00にマレーシア・鉱工業生産、14:30に仏・雇用統計、15:00にノルウェー・消費者物価指数、独・消費者物価指数、16:00にトルコ・鉱工業生産、21:00にメキシコ・鉱工業生産、21:30に加・雇用統計、25:00に露・消費者物価指数、露・実質GDPがある予定だ。弱含んだ日本円とスイスフランの動向をじっくりと見極めたい。
過去の相場レポート
2025.04.18
軟化している米ドルの休場中の値動きに要警戒か
2025.04.17
ECB政策金利発表でのユーロの値動きを静観か
2025.04.16
上昇した米ドルが要人発言にて変化するのか静観か
2025.04.15
上昇したポンドの上伸性を注視か
2025.04.14
年初来高値を更新したユーロ米ドルの上値追いに注目
2025.04.11
再び見られた円高傾向が継続するのか米国時間での値動きを注視か
2025.04.10
米トランプ大統領の関税停止発言により上昇した米ドルの上値余地に注意か
2025.04.09
連続上昇したユーロ豪ドルの調整の値動きを注視か
2025.04.08
最弱となったポンドの反発余力に注目か
2025.04.07
対円で大きく下落したポンドの下値余地に注意か