loading
search

弱含んだ日本円とスイスフランの動向を注視か

相場レポート

弱含んだ日本円とスイスフランの動向を注視か

弱含んだ日本円とスイスフランの動向を注視か
本日のポイント
  1. 日・マネーストック
  2. 加・雇用統計

前日の米国通貨は、本日の米国時間で雇用統計発表を控えている加ドルが対円で上昇した。加ドル円は105.764から107.339まで上昇。時間足200SMA直下まで回復した。4時間足では20MAが下値サポートとしてしっかりと機能しており、日足ではRSI30より上位を回復しているため、本日の雇用統計にてさらなる上昇が見られるのか注目したい。

欧州通貨は、スイスフランが日本円とともに最弱通貨となった。他のクロス円が上昇する中、フラン円は拮抗。169.603から170.808の間で時間足20MAをまたいでの上下動を繰り返した。日足では依然200SMAよりも下位に位置している一方、週足では下ヒゲピンバーになりつつある状況だ。

本日の指標は、8:50に日・マネーストック、10:30に中・生産者物価指数、中・消費者物価指数、13:00にマレーシア・鉱工業生産、14:30に仏・雇用統計、15:00にノルウェー・消費者物価指数、独・消費者物価指数、16:00にトルコ・鉱工業生産、21:00にメキシコ・鉱工業生産、21:30に加・雇用統計、25:00に露・消費者物価指数、露・実質GDPがある予定だ。弱含んだ日本円とスイスフランの動向をじっくりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2024.09.20New

    要人発言によりユーロの動向に変化が見られるのか注視か

  2. 2024.09.19New

    欧HICP変わらず、下値を固めたユーロ円の行く末に注目か

  3. 2024.09.18New

    上値が重くなったユーロが米国時間で回復するのか静観か

  4. 2024.09.17New

    反発している米ドル円が勢力を維持するのか要注意か

  5. 2024.09.16New

    拮抗しているユーロ米ドルの方向性に注意か

  6. 2024.09.13

    米PPI明けに下落した米ドルの下値余地を注視か

  7. 2024.09.12

    上値が重いポンドの方向性を注視か

  8. 2024.09.11

    米CPIが市場予想通り2.6%まで低下するのか急激な値動きに警戒か

  9. 2024.09.10

    米CPI前日の米ドルの値動きを静観か

  10. 2024.09.09

    弱含んだポンドが回復するのか、欧州時間での値動きに注目か