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独・鉱工業生産回復で上昇したユーロの動向に注目か

相場レポート

独・鉱工業生産回復で上昇したユーロの動向に注目か

独・鉱工業生産回復で上昇したユーロの動向に注目か
本日のポイント
  1. 米・週間天然ガス貯蔵量
  2. 印・中銀政策金利

前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は104.547から107.582まで上昇。時間足200EMA直下まで回復した。4時間足ではRSIが12から55まで反発。日足ではボリンジャーバンド-3σから-2σまで回復している。このまま加ドルの勢いが継続するのか米国時間での値動きに注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・6月鉱工業生産が前年比で前月のマイナス6.7%からマイナス4.1%に改善したことで、ユーロが対円でわずかに上昇した。ユーロ米ドルは1.0905から1.0936まで上昇。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では20MAが下値サポートとなり上昇しているため、欧州時間でさらなるユーロの上伸が見られるのか、注視したい。

本日は、8:01に英・RICS住宅価格指数、8:50に日・国際収支、日・対外/対内証券投資、11:40に豪・ブロックRBA総裁の発言、13:30に印・中銀政策金利、14:00に日・景気ウォッチャー調査、20:00に南ア・製造業生産、21:30に米・新規失業保険申請件数、23:00に米・卸売在庫、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に米・30年債入札、28:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言がある予定だ。独・鉱工業生産回復で上昇したユーロの動向をじっくりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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