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FOMCを前に強含んでいる米ドルが上伸するのか注目か

相場レポート

FOMCを前に強含んでいる米ドルが上伸するのか注目か

FOMCを前に強含んでいる米ドルが上伸するのか注目か
本日のポイント
  1. スイス・KOF先行指数
  2. 独・消費者物価指数

前日の米国通貨は、米ドルが米国時間で強含んだ。米ドル円は152.992から154.348まで上昇。時間足20MA上位まで反発した。4時間足では20MA直下に位置しており、日足では200EMAが下値サポートとなり反発している。このまま米ドルの反発が月末フローと重なり上昇していくのか、米国時間での価格変動に注目したい。

欧州通貨は、ユーロが対米ドルで軟化した。ユーロ米ドルは1.0869から1.0820まで60pips強下落。時間足200EMAからボリンジャーバンド-3σタッチまで下落した。4時間足では200SMA直下まで値を下げており、日足でも同様の値動きとなっている。このままユーロが対米ドルで軟化し続けるのか、欧州時間での動きに注意したい。

本日の指標は、8:30に日・雇用統計、10:30に豪・住宅建設許可、14:30に仏・実質GDP、仏・消費支出、16:00にスイス・KOF先行指数、17:00に独・第2四半期GDP、18:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感、21:00に独・消費者物価指数、21:00にメキシコ・第2四半期GDP、22:00に米・住宅価格指数、米・S&Pケースシラー住宅価格、23:00に米・JOLTS求人がある予定だ。FOMCを前に強含んでいる米ドルが上伸するのか、強弱性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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