FOMCを前に強含んでいる米ドルが上伸するのか注目か

2024.07.30
- スイス・KOF先行指数
- 独・消費者物価指数
前日の米国通貨は、米ドルが米国時間で強含んだ。米ドル円は152.992から154.348まで上昇。時間足20MA上位まで反発した。4時間足では20MA直下に位置しており、日足では200EMAが下値サポートとなり反発している。このまま米ドルの反発が月末フローと重なり上昇していくのか、米国時間での価格変動に注目したい。
欧州通貨は、ユーロが対米ドルで軟化した。ユーロ米ドルは1.0869から1.0820まで60pips強下落。時間足200EMAからボリンジャーバンド-3σタッチまで下落した。4時間足では200SMA直下まで値を下げており、日足でも同様の値動きとなっている。このままユーロが対米ドルで軟化し続けるのか、欧州時間での動きに注意したい。
本日の指標は、8:30に日・雇用統計、10:30に豪・住宅建設許可、14:30に仏・実質GDP、仏・消費支出、16:00にスイス・KOF先行指数、17:00に独・第2四半期GDP、18:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感、21:00に独・消費者物価指数、21:00にメキシコ・第2四半期GDP、22:00に米・住宅価格指数、米・S&Pケースシラー住宅価格、23:00に米・JOLTS求人がある予定だ。FOMCを前に強含んでいる米ドルが上伸するのか、強弱性に注目したい。
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