弱含んだ加ドルが米国時間で反発するのか注視か

2024.07.29
- 英・消費者信用残高
- スウェーデン・実質GDP
先週末の米国通貨は、加ドルが対円で弱含んだ。加ドル円は111.968から110.741まで下落。前日からの反発が時間足75MAによってレジストされた。4時間足では20MAタッチからの下落となっており、日足では200SMA直下での攻防戦が見られている。週足の75MAラインである108円後半まで加ドル円の値が落ちるのか注意したい。
欧州通貨は、スイスフランが最弱通貨となった。フラン円は175.114から173.524まで下落。時間足20MA上位から下位へと値を下げた。4時間足では20MAが上値抵抗帯となり、75MAを下抜けRSIが34まで低下している。欧州時間でも引き続いてスイスフランの軟化が見られるのか、方向性に注意したい。
本日の指標は、15:00に南ア・マネーサプライ、スウェーデン・実質GDP、スウェーデン・小売売上高、17:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、19:00に英・CBI小売売上高、20:30にブラジル・名目財政収支、23:30に米・ダラス連銀製造業景況指数、24:30に米・6ヶ月債入札がある予定だ。弱含んだ加ドルが米国時間で反発するのか、月末の値動きに注意したい。
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