3円下落したユーロ円が下値を掘り下げるのか注目か

2024.07.25
- 独・IFO景況感指数
- 南ア・生産者物価指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・7月PMI購買担当者景気指数が製造業部門で51.6から49.5に大幅低下したことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は155.986から153.130まで低下。時間足10MAに上値をレジストされる形で下伸した。4時間足ではRSIがすでに売られすぎサインの30を下回り22まで低下。日足でも同様の水準となっている。
欧州通貨は、昨日発表された独・7月製造業/サービス業PMIが、製造業/サービス業ともに前回値を下振れたことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は169.225から166.151まで300pips下落。時間足ボリンジャーバンド-2σに沿って値を下げた。4時間足ではすべてのMAより下位で推移している。日足では200SMAの163円台がサポートとなるのか注視したい。
本日は、8:50に日・企業向けサービス価格指数、15:45に仏・企業景況感、16:00にトルコ・設備稼働率、17:00に独・IFO景況感指数、欧・マネーサプライ、17:30に香港・貿易収支、18:30に南ア・生産者物価指数、20:00にトルコ・中銀政策金利と声明発表、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:00にブラジル・拡大消費者物価指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・実質GDP、米・耐久財受注、24:00に欧・ラガルドECB総裁の発言がある予定だ。3円下落したユーロ円が下値を掘り下げるのか注目したい。
過去の相場レポート
2025.06.05
ECB政策金利発表にて強弱性が変化するのか注目か
2025.06.04
弱含みから一転上昇した米ドルの指標発表による値動きに警戒か
2025.06.03
最弱となった米ドルが要人発言にて回復するのか注視か
2025.06.02
弱含んだユーロの回復余地に注目か
2025.05.30
月足確定直前の通貨強弱の変化に要注意か
2025.05.29
対米ドルで下落したユーロの回復余地を静観か
2025.05.28
上昇したユーロの上伸性を注視か
2025.05.27
上昇したポンドの上値余地を注視か
2025.05.26
上昇したユーロ米ドルの続伸性に注目か
2025.05.23
対米ドルで落ち込んだユーロの回復余地を静観か