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3円下落したユーロ円が下値を掘り下げるのか注目か

相場レポート

3円下落したユーロ円が下値を掘り下げるのか注目か

3円下落したユーロ円が下値を掘り下げるのか注目か
本日のポイント
  1. 独・IFO景況感指数
  2. 南ア・生産者物価指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・7月PMI購買担当者景気指数が製造業部門で51.6から49.5に大幅低下したことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は155.986から153.130まで低下。時間足10MAに上値をレジストされる形で下伸した。4時間足ではRSIがすでに売られすぎサインの30を下回り22まで低下。日足でも同様の水準となっている。

欧州通貨は、昨日発表された独・7月製造業/サービス業PMIが、製造業/サービス業ともに前回値を下振れたことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は169.225から166.151まで300pips下落。時間足ボリンジャーバンド-2σに沿って値を下げた。4時間足ではすべてのMAより下位で推移している。日足では200SMAの163円台がサポートとなるのか注視したい。

本日は、8:50に日・企業向けサービス価格指数、15:45に仏・企業景況感、16:00にトルコ・設備稼働率、17:00に独・IFO景況感指数、欧・マネーサプライ、17:30に香港・貿易収支、18:30に南ア・生産者物価指数、20:00にトルコ・中銀政策金利と声明発表、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:00にブラジル・拡大消費者物価指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・実質GDP、米・耐久財受注、24:00に欧・ラガルドECB総裁の発言がある予定だ。3円下落したユーロ円が下値を掘り下げるのか注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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