米耐久財受注悪化で下落した米ドルの方向性を注視か

2024.07.26
- 日・景気動向指数
- 米・PCEデフレーター
前日の米国通貨は、昨日発表された米・6月耐久財受注が前月の0.1%からマイナス6.6%に大幅リバイスダウンしたことで、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0827から1.0869まで上昇。時間足20MAに沿って値を上げ、200EMA直下まで回復した。4時間足では200EMAが下値サポートとなり機能しており、日足では20MAからの反発局面となっている。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで軟化した。ポンド米ドルは1.2913から1.2845まで下落。時間足20MAに上値をレジストされる形で下伸した。4時間足ではボリンジャーバンド-3σをタッチしており、日足では20MAのサポートラインを実体足で下抜けている。このままポンドが対米ドルで軟化していくのか、欧州時間での値動きに注意したい。
本日の指標は、8:30に日・東京消費者物価指数、10:30に豪・小売売上高、14:00にシンガポール・鉱工業生産、14:00に日・景気動向指数、15:45に仏・消費者信頼感指数、19:30に露・主要金利、21:00にメキシコ・貿易収支、21:30に米・個人所得、米・PCEデフレーター、米・PCEコアデフレーター、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。米耐久財受注悪化で下落した米ドルの方向性を慎重に注視したい。
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