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上値が重いポンドの動向を注視か

相場レポート

上値が重いポンドの動向を注視か

上値が重いポンドの動向を注視か
本日のポイント
  1. 香港・消費者物価指数
  2. トルコ・中央政府債務

先週末の為替市場は、米ドル買い相場が展開され、米ドルが最強通貨となった。ポンド米ドルは1.2950から1.2900まで下落。時間足200SMAを下抜けた。4時間足ではすでに20MAを下抜けた状態が継続しており、日足では2日続落。ボリンジャーバンド+2σから中心線に近い10MAへと回帰している。

欧州通貨は、他のクロス円が下げ止まる中、ポンド円の軟化が目立った。ポンド円は204.214から202.952まで下落。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では200SMAのサポートラインまでジリジリと価格を下げており、日足では20MAを下抜け、RSIが80から46まで低下している状況だ。

本日は、7:45にNZ・貿易収支、10:15に中・最優遇貸出金利(プライムレート)、16:00にトルコ・年末CPI予測、17:00に台湾・雇用統計、フィリピン・小売売上高、17:30に香港・消費者物価指数、21:00にメキシコ・小売売上高、フィリピン・マネーサプライ、21:30に米・シカゴ地区連銀全米活動指数、23:30にトルコ・中央政府債務、24:30に米・3ヶ月債入札、米・6ヶ月債入札がある予定だ。上値が重いポンドの動向を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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