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軟化している米ドルが回復するのか通貨強弱性に注目か

相場レポート

軟化している米ドルが回復するのか通貨強弱性に注目か

軟化している米ドルが回復するのか通貨強弱性に注目か
本日のポイント
  1. シンガポール・消費者物価指数
  2. 欧・消費者信頼感指数

前日の米国通貨は、米ドルが対円で下落した。米ドル円は157.606から156.281まで下落。時間足ボリンジャーバンド-3σまで到達した。4時間足では20MAに沿っての下落トレンドとなっており、日足では75MA直下まで大きく下落している。このまま米ドルが対円で軟化し続けていくのか、欧州時間での方向性に注意したい。

欧州通貨は、ポンドが対円で下落した。ポンド円はクロス円の中でも下落後の回復幅が大きかったが、それでも203.603から201.895まで下落。時間足RSIで26まで低下した。4時間足では200SMAのサポートラインで一時的に下げ止まったものの、本日のアジア時間では200SMAを下抜けている。日足ではすでに20MAよりも下位に移行しているため、米国時間での下伸に警戒したい。

本日の指標は、14:00にシンガポール・消費者物価指数、15:00に日・工作機械受注、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、17:00に台湾・鉱工業生産、20:00にトルコ・TCMB中銀政策金利と声明発表、21:00にハンガリー・中銀政策金利と声明発表、23:00に欧・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、米・中古住宅販売件数、26:00に米・2年債入札がある予定だ。軟化している米ドルが回復するのか、通貨強弱性を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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