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下落著しいポンドの回復性を注視か

相場レポート

下落著しいポンドの回復性を注視か

下落著しいポンドの回復性を注視か
本日のポイント
  1. 英・GFK消費者信頼感調査
  2. 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、昨日発表された米・6月景気先行指数が前月のマイナス0.5%からマイナス0.2%に改善したことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は155.369から157.408まで上昇。時間足20MA下位から上位へと回復した。4時間足では米ドル円は20MA直下に位置しており、日足では75MA付近からの反発が入っている。このまま米ドルが対円で反発を続けるのか注視したい。

欧州通貨は、ポンドが欧州通貨の中でもっとも弱含んだ。ポンド米ドルは1.3012から1.2936まで下落。時間足10MAに沿っての下落が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+3σからの反落が継続しており、日足ではRSI73からの低下となっている。このままポンドが対米ドルで軟化していくのか、注視したいところだ。

本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感調査、8:30に日・全国消費者物価指数、8:45に米・ボウマンFRB理事の発言、15:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数、21:30に加・小売売上高、加・鉱工業生産、加原料価格指数、23:40に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。下落著しいポンドの回復性をじっくりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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