ECBにてユーロの強弱性が大きく変化するのか要注意か

2024.07.18
- 欧・ECB政策金利と声明発表
- 米・新規失業保険申請件数
前日の米国通貨は、加ドルが欧州時間から米国時間にかけて最弱通貨となった。加ドル円は115.923から113.999まで下落。時間足ボリンジャーバンド-3σをタッチした。4時間足では200SMAに上値を抑えられ、日足ではすでに75MAのサポートラインを下抜けている。このまま加ドルが弱含み今月安値を更新していくのか注視したい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・6月消費者物価指数(HICP)の確報値が前年比で前月の2.5%と変わらなかったことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.0893から1.0948まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足ではRSIが買われすぎサインの70に到達しており、日足でも同様の数値となっている。
本日は、10:30に豪・雇用統計、15:00に英・雇用統計、スイス・貿易収支、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23:00に米・景気先行指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:45に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、29:00に米・対米証券投資がある予定だ。ECBにてユーロの強弱性が大きく変化するのか、指標発表後の値動きに十分注意したい。
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