PPI回復にも関わらず下落したフラン円の反発性が見られるのか注視か

2024.07.16
- 欧・ZEW景況感調査
- 加・住宅着工件数
前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は116.038から115.054まで下落。時間足20MAに上値を抑えられた。4時間足では200SMAを下抜けており、日足では75MAに届く手前で下げ止まっている。このまま加ドルが対円で弱含んでいくかは、慎重に判断したいところだ。
欧州通貨は、昨日発表されたスイス・6月生産者物価指数(PPI)が前月のマイナス0.3%から0.0%に改善したにも関わらず、スイスフランが対円で下落した。フラン円は176.857から175.863まで低下。時間足20MAがレジスタンスとして機能した。4時間足では200SMAをちょうど下抜けた位置に張りついており、本日のアジア時間では反発が見られている。
本日の指標は、13:30に日・第3次産業活動指数、15:45に仏・経常収支、18:00に独・ZEW景況感調査、欧・ZEW景況感調査、欧・貿易収支、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・消費者物価指数、米・小売売上高、米・輸入物価指数、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、27:45に米・クーグラーFRB理事の発言、翌7:45にNZ・第2四半期消費者物価指数がある予定だ。PPI回復にも関わらず下落したフラン円の反発性が見られるのか、注視したい。
過去の相場レポート
2025.06.05
ECB政策金利発表にて強弱性が変化するのか注目か
2025.06.04
弱含みから一転上昇した米ドルの指標発表による値動きに警戒か
2025.06.03
最弱となった米ドルが要人発言にて回復するのか注視か
2025.06.02
弱含んだユーロの回復余地に注目か
2025.05.30
月足確定直前の通貨強弱の変化に要注意か
2025.05.29
対米ドルで下落したユーロの回復余地を静観か
2025.05.28
上昇したユーロの上伸性を注視か
2025.05.27
上昇したポンドの上値余地を注視か
2025.05.26
上昇したユーロ米ドルの続伸性に注目か
2025.05.23
対米ドルで落ち込んだユーロの回復余地を静観か