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5日続伸しているフラン円が調整することなく上伸するのか注視か

相場レポート

5日続伸しているフラン円が調整することなく上伸するのか注視か

5日続伸しているフラン円が調整することなく上伸するのか注視か
本日のポイント
  1. 英・消費者物価指数
  2. 欧・経常収支

前日の米国通貨は、米シカゴ連銀のグールズビー総裁が「インフレは年内さらに鈍化する可能性がある」と発言したことで、米ドルが米国時間で軟化した。米ドル円は158.217から157.630まで下落。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では10MAより上位での推移が継続しており、日足では10MAから乖離し、ボリンジャーバンド+2σまでローソク足が伸びている。

欧州通貨は、スイスフランが最強通貨となった。フラン円は5日続伸。177.072から178.750まで伸びた。時間足では20MAに沿っての順当な上げが見られており、4時間足ではボリンジャーバンド+2σ近辺でのバンドウォークとなっている。一方日足ではRSIが84まで急激に上昇しているため、欧州時間での調整の値動きに警戒したい。

本日の指標は、8:50に日・通関ベース貿易収支、13:00にインドネシア・貿易収支、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、17:00に南ア・消費者物価指数、欧・経常収支、18:00に欧・建設業生産高、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、翌6:30にブラジル・政策金利と声明発表、7:45にNZ・実質GDPがある予定だ。5日続伸しているフラン円が調整することなく上伸するのか、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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