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PPI悪化でも上昇したフラン円の上値余地を注視か

相場レポート

PPI悪化でも上昇したフラン円の上値余地を注視か

PPI悪化でも上昇したフラン円の上値余地を注視か
本日のポイント
  1. 加・製造業売上高
  2. 印・卸売物価指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・5月生産者物価指数(PPI)が、前年比で前月の2.2%と変わらなかったことで、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0816から1.0727まで下落。時間足20MA上位から下位へと値を下げた。4時間足では長短MAが密集している形状からの下落となった。日足では200SMAより下位に位置しているため、欧州時間での米ドルの上伸性に注目したい。

欧州通貨は、昨日発表されたスイス・5月生産者物価指数(PPI)が前月の0.6%からマイナス0.3%に悪化したにも関わらず、スイスフランが対円で小幅に上昇した。フラン円は174.978から175.751まで上昇。時間足75MAにサポートされての上昇となった。なお本日のアジア時間ではさらに伸び、176.906まで上昇しているため、米国時間でもスイスフランが上昇するのか注視したい。

本日は、13:30に日・第3次産業活動指数、13:30に日・鉱工業生産、15:00にスウェーデン・消費者物価指数、15:30に印・卸売物価指数、日・植田日銀総裁の記者会見、15:45に仏・消費者物価指数、17:30に香港・生産者物価指数、18:00に欧・貿易収支、21:30に加・製造業売上高、米・輸入物価指数、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、25:00に露・実質GDP、26:30に欧・ラガルドECB総裁の発言がある予定だ。PPI悪化でも上昇したフラン円の上値余地を慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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