対円で下落したユーロの下値余地に警戒か
2024.06.17
- 英・ライトムーブ住宅価格
- 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数
先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは78.9ドルまで上昇。一方の天然ガスは4.2%下落し2.8ドル台で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上昇が目立ったゴールドは、前日から0.5%上昇し2,323ドル付近まで値を上げている。
為替市場は、14日に発表された欧・4月貿易収支(季節調整済)が前月の173億ユーロから194億ユーロに増加したにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は169.795から167.507まで下落。時間足20MAを上位から下位へと下抜けた。4時間足では200SMAのサポートラインを下方向へ突破しており、日足ではボリンジャーバンド-3σをタッチしているため、欧州時間での継続した下落に警戒したい。
本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、8:50に日・機械受注、10:30に中・新築住宅販売価格、11:00に中・鉱工業生産、中・小売売上高、18:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・国際証券取扱高、21:30に米・ニューヨーク連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数、24:30に米・6ヶ月債入札、25:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言が予定されている。対円で下落したユーロの下値余地に警戒したい。
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