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米CPI低下で下落した米ドルの下値余地に警戒か

相場レポート

米CPI低下で下落した米ドルの下値余地に警戒か

米CPI低下で下落した米ドルの下値余地に警戒か
本日のポイント
  1. 米・住宅着工件数
  2. ノルウェー・実質GDP

前日の米国通貨は、昨日発表された米・4月消費者物価指数(CPI)が前年比で前月の3.5%から3.4%に0.1ポイント低下し、食品とエネルギーを除く前年比コア指数も3.8%から3.6%に低下したことで、米ドルが指標発表後に下落した。米ドル円は156.551から154.697まで下落。本日のアジア時間でも下伸しており、すでに154.164まで値を下げている。

欧州通貨は、昨日発表された欧・3月鉱工業生産が前年比で前月のマイナス6.4%からマイナス1.0%に改善したことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.0813から1.0890まで上昇。時間足20MAからの反発が入った。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認でき、日足では先月の直近高値を上抜け更新している。

本日は、8:50に日・第1四半期GDP、日・対外/対内証券投資、10:30に豪・雇用統計、13:30に日・鉱工業生産、15:00にノルウェー・実質GDP、16:00にフィリピン・BSP翌日物借入金利、20:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:30に米・輸出入物価指数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、米・住宅着工件数、米・新規失業保険申請件数、22:15に米・鉱工業生産、23:00に米・バーFRB副議長の発言、25:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。米CPI低下で下落した米ドルの下値余地に十分注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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