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明日の米CPIを前に米ドルの値動きに変化が生じるのか米ドルに注目か

相場レポート

明日の米CPIを前に米ドルの値動きに変化が生じるのか米ドルに注目か

明日の米CPIを前に米ドルの値動きに変化が生じるのか米ドルに注目か
本日のポイント
  1. スイス・生産者輸入価格
  2. 英・雇用統計

前日の米国通貨は、本日の米生産者物価指数(PPI)発表を前に、米ドルが米国時間で上昇した。米イエレン財務長官が主要国の為替介入に対し慎重なスタンスを取るべきとの発言をしたことで、米ドル円が上昇。155.504から節目の156円を突破し、156.293まで上昇した。4時間足では20MAがしっかりと下値支持線として機能しているため、米国時間での更なる上昇に注意したい。

欧州通貨は、昨日独・3月経常収支が発表され、前月の298億ユーロから276億ユーロに減少したにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は167.505から168.668まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足では10MAに沿ってのトレンドが発生している。このままユーロが対円で上昇していくのか、注視したい。

本日は、8:50に日・国内企業物価、15:00に独・消費者物価指数、英・ILO失業率、英・雇用統計、15:30にスイス・生産者輸入価格、16:30に英・ピルMPC委員の発言、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、18:30に南ア・雇用統計、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:30に加・卸売売上高、米・生産者物価指数、22:10に米・クックFRB理事の発言、23:00に米・パウエルFRB議長の発言がある予定だ。明日の米CPIを前に米ドルの値動きに変化が生じるのか、まずは本日のPPIにて兆候を見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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