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対米ドルで軟化したポンドの下値余地に警戒か

相場レポート

対米ドルで軟化したポンドの下値余地に警戒か

対米ドルで軟化したポンドの下値余地に警戒か
本日のポイント
  1. スイス・消費者信頼感指数
  2. 日・マネーサプライ

先週末の米国通貨は、ドルインデックスが105.3まで小幅に上昇したことで、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0789から1.0760まで下落。時間足20MA上位から下位へと値を下げた。4時間足では20MAより上位で推移しているものの、上値を更新できておらず、反落する形となった。日足では200SMAがレジスタンスとなり下落したため、欧州時間での下伸に注意したい。

欧州通貨は、10日に発表された英・3月鉱工業生産が、前年比で前月の1.4%から0.5%に悪化したことで、ポンドが対米ドルで下落した。ポンド米ドルは1.2541から1.2502まで下落。一時的に時間足200SMAを下抜けた。4時間足では200SMAが上値レジストとして停滞しており、日足でも同様の値動きとなっている。このままポンドが対米ドルで軟化するのか警戒したい。

本日は、8:50に日・マネーサプライ、10:30に豪・NAB企業景況感指数、13:30にスウェーデン・予想価格動向、16:00にチェコ・消費者物価指数、スイス・消費者信頼感指数、21:00に印・消費者物価指数、21:30に加・建設許可件数、22:00に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、24:30に米・3ヶ月債入札、25:45にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言がある予定だ。対米ドルで軟化したポンドの下値余地に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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