下落したポンド円の回復性を注視か
2024.05.02
- 欧・製造業PMI
- 加・国際商品貿易
前日の米国通貨は、FOMC政策金利据え置きにて米ドルが軟化した。米ドル円は157.993から157.016まで下落。時間足20MA上位から下位へと移動した。パウエルFRB議長が「インフレ鈍化の確信を得られるまで従来の想定よりも時間がかかりそうだ」と発言。利下げ期待が後退したにも関わらず、その後更に急落し、一時153.010をタッチした。
欧州通貨は、ポンドが対円で下落した。ポンド円は197.415から191.784まで下落。時間足200SMAを下抜けた。4時間足では200SMAがサポートとなり反発。日足では瞬間的に20MAを下抜けた。一部では日銀が為替介入を行ったことによるクロス円の下落と見られているが、いずれにしろ本日のアジア時間でも下値を掘り下げる値動きとなっているため、欧州時間でのポンドの下落に注意したい。
本日は、8:00に韓・消費者物価指数、8:50に日・マネタリーベース、9:30にインドネシア・製造業PMI、14:00に日・消費者態度指数、15:30にスイス・消費者物価指数、16:00にトルコ・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に香港・実質GDP、21:30に加・国際商品貿易、米・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、21:45に加・マックレムBOC総裁の発言、23:00に米・製造業新規受注、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量がある予定だ。下落したポンド円の回復性を慎重に見守りたい。
過去の相場レポート
2025.12.04
最強となったポンドが上値を伸ばしていくのか欧州時間での値動きに注目か
2025.12.03
対ユーロで弱含んだ米ドルが回復を見せるのか欧州時間での値動きに注目か
2025.12.02
対円で下落したポンドの回復余地を注視か
2025.12.01
下落した米ドル円が下値を掘り下げていくのか週始めの値動きを注視か
2025.11.28
対円で反落したポンドの回復余地を注視か
2025.11.27
対円で反発上昇したスイスフランの上伸性に注意か
2025.11.26
反発上昇しているポンド米ドルが上値を更新するのか方向性に注目か
2025.11.25
対米ドルで伸びているポンドが上値を伸ばすのか欧州時間での値動きに注意か
2025.11.24
反発上昇したポンド米ドルの上値余地を静観か
2025.11.21
米・雇用統計好調で上昇した米ドルの上値余地に注目か
