4月CPIが0.4ポイント上昇し上向いたスイスフランを注視か

2024.05.03
- トルコ・消費者物価指数
- 仏・鉱工業生産
前日の米国通貨は、昨日発表された加・3月国際商品貿易が、前月の13.9億加ドルからマイナス22.8億加ドルに悪化したことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は113.797から111.900まで下落。時間足10MAに沿っての下落となった。本日のアジア時間では非常に小さな値動きながらも反発を試みている状況だ。ただ日足ではRSIが83からの下落基調となっているため、継続した下落が起こるのか注意したい。
欧州通貨は、昨日発表されたスイス・4月消費者物価指数が、前年比で前月の1.0%から1.4%に上昇したことで、スイスフランが対円で往って来いとなった。フラン円は168.164から170.674の間で上下動し、4時間足では200SMA下にて下値を固めつつある雰囲気だ。このままスイスフランが対円で反発を見せていくのか、慎重に見極めたい。
本日の指標は、14:00にシンガポール・小売売上高、15:45に仏・鉱工業生産、仏・財政収支、仏・製造業生産指数、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、17:30に香港・小売売上高、英・サービス業PMI、18:00に欧・失業率、21:00にブラジル・鉱工業生産、21:30に米・雇用統計、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業景況指数がある予定だ。4月CPIが0.4ポイント上昇し上向いたスイスフランを、慎重に静観したい。
過去の相場レポート
2025.10.17
対米ドルで上昇したポンドが伸びていくのか欧州時間での方向性を注視か
2025.10.16
最強となったポンドの勢力が維持されるのか欧州時間での値動きを注視か
2025.10.15
対円で上昇したユーロの上伸性に注目か
2025.10.14
ベイリーBOE総裁の発言内容でポンドが明確な方向性を示すのか注視か
2025.10.13
加・失業率変わらずも対円で下落した加ドルの下値余地に注目か
2025.10.10
対米ドルで軟化したユーロの下値余地に警戒か
2025.10.09
対米ドルで下落したポンドの下伸性に注意か
2025.10.08
対円で上昇し年初来高値を更新したポンド円の上値余地に要警戒か
2025.10.07
日本に次いで弱含んだユーロの下値余地に警戒か
2025.10.06
対円で上昇したユーロが上値を伸ばすのか方向性に注目か