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米FOMCを前に最強通過となった米ドルの方向性に注意か

相場レポート

米FOMCを前に最強通過となった米ドルの方向性に注意か

米FOMCを前に最強通過となった米ドルの方向性に注意か
本日のポイント
  1. NZ・雇用統計
  2. 米・FOMC政策金利と声明発表

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは81.2ドルまで約1.5%下落。天然ガスに至っては4.5%下落し、1.95ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったシルバーは、前日から2.6%値を下げ26.3ドル台で推移している。

為替市場は、本日の米FOMCを前に、米ドルが米国時間で最強通貨となった。米ドル円は156.062から157.801まで反発。一昨日の急落値幅の半値付近まで回復した。時間足では20MAより上位で推移しており、4時間足では10MAより上位での反発局面となっている。一方で日足ではRSIが70を超過しているため、欧州時間での下落に注意したい。

本日の指標は、7:45にNZ・雇用統計、9:00に韓・貿易収支、10:00 にNZ・オアRBNZ総裁の記者会見、17:30に英・製造業PMI、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP雇用者数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・建設支出、米・JOLTS求人件数、米・ISM製造業景気指数、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見、29:15に加・マックレムBOC総裁の発言が予定されている。米FOMCを前に最強通過となった米ドルの方向性に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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