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ECB政策金利を前に弱含んでいるユーロの回復力が見られるか

相場レポート

ECB政策金利を前に弱含んでいるユーロの回復力が見られるか

ECB政策金利を前に弱含んでいるユーロの回復力が見られるか
本日のポイント
  1. 欧・ECB政策金利と声明発表
  2. 日・マネーストック

前日の米国通貨は、米3月CPIが市場予想に反して上昇したことにより米債利回りも上向いたことで、米ドルが米国時間で最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.0866から1.0728まで130pipsほど下落。4時間足のボリンジャーバンド-3σを突破した。日足では直近安値に並ぶほどの下落となっているため、反発が入るのか下抜けるのか、慎重に見極めたい。

欧州通貨は、本日の欧・ECB政策金利発表を控え、ユーロが対円で下落している。上昇した米ドル円とは対照的な値動きとなり、164.980から163.904まで下落した。4時間足・日足ともに上値を切り下げている。なお本日のECBでは政策金利が4.50%の据え置き予想となっているが、ECBに向けてさらに弱含んでいくのか注視したい。

本日は、8:50に日・マネーストック、10:00にフィリピン・貿易収支、10:30に中・生産者物価指数、中・消費者物価指数、21:00にメキシコ・鉱工業生産、ブラジル・小売売上高、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26:00に米・30年債入札がある予定だ。ECB政策金利を前に弱含んでいるユーロの回復力が見られるのか、慎重に判断したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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