底堅いポンド円の上値余地に注目か
2024.04.10
- 加・BOC政策金利と声明発表
- 米・卸売在庫
前日の米国通貨は、米ドルが米国時間で下落した。米ドル円は151.940から151.570まで下落。時間足200SMA直下まで値を下げた。4時間足では20MAを一時的に下抜け、日足では辛うじて10MA上で推移している。本日の米国時間では要人発言も控えているため、発言内容による米ドルの突発的な値動きに警戒したいところだ。
欧州通貨は、他のクロス円が下落する中、ポンド円が堅調に推移した。ポンド円は192.847まで上昇後、反落。本日のアジア時間では192.409付近で推移している。4時間足では下値をしっかりと10MAにサポートされており、日足でも同様に20MAが下値支持線として機能しているため、米国時間でのポンドの上伸性に注目したい。
本日は、8:50に日・国内企業物価、10:00にフィリピン・失業率、11:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、15:00にノルウェー・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・住宅建設許可、21:30に米・消費者物価指数、22:45に加・BOC政策金利と声明発表、23:00に米・卸売在庫、23:30に米・週間原油在庫、加・マックレムBOC総裁の記者会見、25:45に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26:00に米・10年債入札がある予定だ。底堅いポンド円の上値余地を慎重に見守りたい。
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