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米雇用統計好調により躍進している米ドルの上値余地を注視か

相場レポート

米雇用統計好調により躍進している米ドルの上値余地を注視か

米雇用統計好調により躍進している米ドルの上値余地を注視か
本日のポイント
  1. 独・貿易収支
  2. マレーシア・鉱工業生産

先週末の米国通貨は、5日に発表された米・3月雇用統計にて、失業率が前月の5.8%から6.1%に上昇し、非農業部門雇用者数が前月の27.5万人から30.3万人に増加したことで、米ドルが上昇した。ユーロ米ドルは1.0847から1.0791まで下落。4時間足20MAを下抜けた。日足では200SMAのサポートラインを下回っているため、欧州時間での米ドルの上伸性に注意したい。

欧州通貨は、先週末に発表された欧・2月小売売上高が前年比で前月のマイナス1.0%からマイナス0.7%に改善したことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は163.474から164.437まで上昇。時間足20MA下位から上位に躍り出る形となった。4時間足では75MAが下値サポートとなり再び上昇しているため、米国時間でユーロが強含むのか注目したい。

本日の指標は、8:50に日・国際収支、13:00にマレーシア・鉱工業生産、14:00に日・景気ウォッチャー調査、14:45にスイス・雇用統計、15:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、16:00にトルコ・鉱工業生産、フィリピン・BSP翌日物借入金利、22:00にイスラエル・基準金利、24:15にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、24:30に英・ブリーデンMPC委員の発言、翌8:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言がある予定だ。米雇用統計好調により躍進している米ドルの上値余地を慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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