loading
search

米国時間での要人発言に伴う値動きに要注意か

相場レポート

米国時間での要人発言に伴う値動きに要注意か

米国時間での要人発言に伴う値動きに要注意か
本日のポイント
  1. 米・ボウマンFRB理事の発言
  2. 英・建設業PMI

前日の米国通貨は、本日の米雇用統計を控え、米ドルが対円で下落した。米ドル円は151.767から151.121まで下落。本日のアジア時間でも下落が止まらず150.810をタッチした。4時間足ではすでに75MAを下抜けており、日足では20MAに下値をサポートされる形で下げ止まっているため、米国時間での要人発言に注意したい。

欧州通貨は、昨日公表された欧・ECB議事要旨にて「利下げ検討の根拠は強まっている」との認識を示し、ユーロが米国時間終盤で弱含んだ。ユーロ円は164.910から163.481まで下落。時間足200SMAを下回った。4時間足ではユーロ円は20MAを下抜け75MAまで値が落ちている。日足では20MAより上位に位置しているものの、RSIが53まで低下してきているため、欧州時間での下伸の動きに警戒したい。

本日は、9:30に豪・貿易収支、14:00に日・景気先行CI指数、15:00に独・製造業受注、独・輸入物価指数、英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、21:30に加・雇用統計、米・雇用統計、米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、22:15に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、24:00に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、25:30に米・ボウマンFRB理事の発言がある予定だ。米国時間での要人発言に伴う値動きに十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2024.11.22New

    下落したフラン円の下値余地に要警戒か

  2. 2024.11.21New

    安値更新を再びトライしているユーロ米ドルの下値余地に警戒か

  3. 2024.11.20New

    地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か

  4. 2024.11.19New

    加・住宅着工件数増加にて上昇した加ドルの上伸性に注目か

  5. 2024.11.18New

    下落しているスイスフランの回復性に注目か

  6. 2024.11.15

    パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か

  7. 2024.11.14

    今年安値を更新し昨年安値に迫っているユーロ米ドルの下値余地に注意か

  8. 2024.11.13

    対円で上昇したユーロの上値余地を注視か

  9. 2024.11.12

    上値が重くなったスイスフランの回復性に注目か

  10. 2024.11.11

    加・雇用統計悪化にて下落した加ドルの回復性に注目か