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米CPIにて上昇した米ドルの上値余地に警戒か

相場レポート

米CPIにて上昇した米ドルの上値余地に警戒か

米CPIにて上昇した米ドルの上値余地に警戒か
本日のポイント
  1. 英・GDP
  2. 米・30年債入札

前日の米国通貨は、昨日発表された米・2月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の3.1%から3.2%に0.1ポイント上昇したことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は146.612から148.176まで上昇。時間足75MAラインまで回復した。テクニカル的には、米ドル円は日足200SMAを直下にしたサポートラインが存在するため、米国時間で米ドルの根が伸びるのか注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・2月消費者物価指数(CPI)の確報値が、前年比で前月の2.5%と同等となったことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は160.270から161.560まで上昇。4時間足200SMA直下まで値が伸びた。テクニカル面では、ユーロ円は日足75MAに下値を支持されての反発となっているため、欧州時間でユーロが伸びていくのか注目したい。

本日の指標は、16:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・貿易収支、16:30にハンガリー・鉱工業生産、19:00に欧・鉱工業生産、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、イスラエル・貿易収支、23:30に米・週間原油在庫、24:00にブラジル・消費者信頼感指数、24:00に加・消費者信頼感指数、25:00に露・消費者物価指数、26:00に米・30年債入札がある予定だ。米CPIにて上昇した米ドルの上値余地を慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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