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日足RSIが下降傾向のポンド米ドルの値動きに注意か

相場レポート

日足RSIが下降傾向のポンド米ドルの値動きに注意か

日足RSIが下降傾向のポンド米ドルの値動きに注意か
本日のポイント
  1. 欧・小売売上高
  2. 独・製造業新規受注

前日の米国通貨は、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁が「コアインフレ率はFRBが設定した目標に向けて急速に進展している」と発言し、利下げ織り込みに拍車をかける形となったが、市場は反対の値動きを示し、米ドルが上昇した。ユーロ米ドルは1.0786から1.0723まで下落。サポートとして機能していた日足200EMAを、実体足で下抜けた。

欧州通貨は、ポンドが最弱通貨となり、ポンド米ドルが2日続落した。ポンド米ドルは1.2631から1.2518まで下落。日足ではボリンジャーバンド+2σから⁻3σまでの連続した下落となり、日足200EMAにタッチした時点で下げ止まった。週足では上値を更新できずに切り下げているため、ポンドの軟化に注意したい。

本日は、9:00に英・既存店売上高、9:30に豪・小売売上高、10:00にフィリピン・消費者物価指数、12:30に豪・RBA政策金利と声明発表、16:00に独・製造業新規受注、17:00に台湾・消費者物価指数、18:30に英・建設業PMI、19:00に欧・小売売上高、22:30に加・住宅建設許可、24:00に加・Ivey購買部協会指数、26:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、27:00に米・3年債入札がある予定だ。日足RSIが下降傾向のポンド米ドルの値動きを、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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