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対円で上昇したユーロが反落するのか、方向性に注意か

相場レポート

対円で上昇したユーロが反落するのか、方向性に注意か

対円で上昇したユーロが反落するのか、方向性に注意か
本日のポイント
  1. 米・MBA住宅ローン申請指数
  2. 英・ネーションワイド住宅価格

前日の米国通貨は、本日の米FOMCを前に対ユーロで弱含んだ。ユーロ米ドルは1.0811から1.0855まで上昇。日足200SMA直下での方向感に欠ける値動きとなった。なお上位足の週足では、20MA直下に位置しており、RSIが70手前での下降局面となっているため、米国時間にかけて米ドルが再び強含むのか、警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・第4四半期実質GDPが、前期比で前回のマイナス0.1%から0.0%となったことで、ユーロが対円で小幅に上昇した。ユーロ円は159.216から160.330まで上昇。時間足200EMAタッチにて反落した。ユーロ円はテクニカル的には、4時間足20MAに沿っての緩やかな下落が続いているため、欧州時間での反落の値動きに注意したい。

本日は、16:00に英・ネーションワイド住宅価格、独・輸入物価指数、独・小売売上高、トルコ・貿易収支、16:30にスイス・小売売上高、16:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:00に独・消費者物価指数、22:15に米・ADP全米雇用報告、22:30に加・GDP、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:30に米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC政策金利と声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。対円で上昇したユーロが反落するのか、方向性に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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