対円で上昇したユーロが反落するのか、方向性に注意か

2024.01.31
- 米・MBA住宅ローン申請指数
- 英・ネーションワイド住宅価格
前日の米国通貨は、本日の米FOMCを前に対ユーロで弱含んだ。ユーロ米ドルは1.0811から1.0855まで上昇。日足200SMA直下での方向感に欠ける値動きとなった。なお上位足の週足では、20MA直下に位置しており、RSIが70手前での下降局面となっているため、米国時間にかけて米ドルが再び強含むのか、警戒したい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・第4四半期実質GDPが、前期比で前回のマイナス0.1%から0.0%となったことで、ユーロが対円で小幅に上昇した。ユーロ円は159.216から160.330まで上昇。時間足200EMAタッチにて反落した。ユーロ円はテクニカル的には、4時間足20MAに沿っての緩やかな下落が続いているため、欧州時間での反落の値動きに注意したい。
本日は、16:00に英・ネーションワイド住宅価格、独・輸入物価指数、独・小売売上高、トルコ・貿易収支、16:30にスイス・小売売上高、16:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:00に独・消費者物価指数、22:15に米・ADP全米雇用報告、22:30に加・GDP、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:30に米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC政策金利と声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。対円で上昇したユーロが反落するのか、方向性に注意したい。
過去の相場レポート
2025.07.21
週明けのユーロを含めた通貨強弱性に注目か
2025.07.18
上値が重くなったスイスフランの回復余地を静観か
2025.07.17
反発上昇が見られたポンド米ドルの持続性を注視か
2025.07.16
弱含んだユーロの回復余地を注視か
2025.07.15
続落したポンド米ドルの回復余地に注目か
2025.07.14
失業率低下にて上昇した加ドル円の上値余地に警戒か
2025.07.11
対米ドルで下落したユーロの下伸性に要警戒か
2025.07.10
高値更新を継続しているスイスフランの上伸性に注目か
2025.07.09
対米ドルで反発したユーロの勢いが継続するのか方向性に注意か
2025.07.08
連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に要警戒か