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180円後半でフリーズしているポンド円が動くのか要注目か

相場レポート

180円後半でフリーズしているポンド円が動くのか要注目か

180円後半でフリーズしているポンド円が動くのか要注目か
本日のポイント
  1. トルコ・設備稼働率
  2. 米・2年債入札

前日の米国通貨は、クリスマス休暇により各国通貨が低ボラティリティにて推移した。加ドル円は、軟化している米ドル円と対照的に上昇。106.818から107.559まで値を上げている。テクニカル面では、加ドル円は日足200SMAへの2回下抜けトライが失敗し、反発局面に入っている。このまま欧州時間で加ドルが対円で上昇していくのか、慎重に見極めたい。

欧州通貨は、米国同様主要国でクリスマスによる休場となったが、本日も継続して英国や独・スイスなどが休場となる予定だ。ポンド円は180円後半での非常に狭い範囲でのレンジ推移となっている。このままポンドが対円で特徴的な値動きを示すことなく欧州の連休明けに向かうのか、方向性を静観したいところだ。

本日は、8:30に日・雇用統計、日・企業向けサービス価格指数、14:00にシンガポール・鉱工業生産、シンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・設備稼働率、トルコ・製造業信頼感指数、22:30に米・シカゴ地区連銀全米活動指数、23:00に米・住宅価格指数、米・S&Pケースシラー住宅価格、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、26:00に米・2年債入札、30:00に韓・消費者信頼感指数がある予定だ。180円後半でフリーズしているポンド円が動くのか、じっくりと静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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