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ユーロ買い・米ドル売りとなったトレンドが継続するのか注意か

相場レポート

ユーロ買い・米ドル売りとなったトレンドが継続するのか注意か

ユーロ買い・米ドル売りとなったトレンドが継続するのか注意か
本日のポイント
  1. 米・リッチモンド連銀製造業指数
  2. 日・新設住宅着工戸数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・10月S&Pケースシラー住宅価格が、前年比で前月の3.92%から4.87%に上昇したことで、米ドルが対円でわずかに上昇した。米ドル円は142.0844から142.644まで上昇。時間足20MAを基準としての上向き推移が見られた。なお本日のアジア時間では、米ドル円は時間足200SMA直下に位置しているが、200SMAを欧州時間で上抜けた場合は強含む可能性があるため、米ドルに注目したい。

欧州通貨は、ユーロが対ポンドで上昇した。ユーロポンドは0.8660から0.8686まで上昇。4時間足ボリンジャーバンド+2σタッチまで値が伸びた。上位足の日足では、ユーロポンドは200SMAのレジスタンスラインを実体足でしっかりと上抜けているため、このままユーロの上伸が見られるのか、注視したいところだ。

本日は、14:00に日・新設住宅着工戸数、16:00にノルウェー・小売売上高、18:00にスイス・投資家信頼感指数、20:00にイスラエル・鉱工業生産、20:30に印・マネーサプライ、22:55に米・レッドブック大規模小売店売上高、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:00に露・鉱工業生産、露・小売売上高、27:00に米・5年債入札、30:00に韓・韓国銀行製造業業況見通し指数がある予定だ。ユーロ買い・米ドル売りとなったトレンドが継続するのか、注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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