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ECBにてユーロが回復するのか要注目か

相場レポート

ECBにてユーロが回復するのか要注目か

ECBにてユーロが回復するのか要注目か
本日のポイント
  1. 欧・ECB政策金利と声明発表
  2. スイス・SMI政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、米FOMCにて政策金利の5.5%据え置き発表とともに、パウエルFRB議長が「今日の会合で利下げのタイミングを協議した」「政策金利は今サイクルにてピークに近い水準」と発言。米ドルがすべての通貨に対して弱含んだ。ユーロ米ドルは1.0773から1.0896まで上昇。約120pips上伸した。テクニカル面では、ユーロ米ドルは4時間足200SMAからの上昇となっているため、しばらくの上目線が続くのか注意したい。

欧州通貨は、本日のECB政策金利発表を前に、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は157.471から154.558まで3円下落。本日のアジア時間でも下値を掘り下げている。なおユーロ円はテクニカル的に日足200SMA直下に位置しており、200SMAを下抜けると大きなサポートを失うため、本日のECBでの値動きに十分警戒したいところだ。

本日は、15:30に印・卸売物価指数、16:00スウェーデン・消費者物価指数、16:30にスイス・生産者輸入価格、17:30にスイス・SMI政策金利と声明発表、18:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、22:15に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・製造業売上高、米・小売売上高、米・輸入物価指数、22:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、24:00に米・企業在庫がある予定だ。ECBにてユーロが回復するのか、方向性を十分に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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