連休となった米感謝祭明けに米ドルが動き出すのか要警戒か
2023.11.27
- 米・5年債入札
- 仏・失業者数
先週末の米国通貨は、米国が感謝祭翌日での短縮取引となったことから、米ドルのボラティリティが低下した。米ドル円は149.203-149.711の間で非常に狭いレンジ推移となり、150円台手前での価格が拮抗した。なお米ドル円は、4時間足では20MAより上位でのアセンディングトライアングルとなりつつあるため、米感謝祭明けに米ドルが動き出すのか注意したいところだ。
欧州通貨は、24日に発表された独・第3四半期実質GDPが、前年比でマイナス0.3%からマイナス0.4%に0.1ポイント悪化したにも関わらず、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.0894から1.0947まで上昇。日足10MAラインからの反発となった。なお日足ではRSIが70にタッチしており、週足では70に向けて、再びの上昇局面となっている。ユーロの対米ドルでの上昇が継続するのか、注視したい。
本日は、15:00に独・輸入物価指数、16:00にスウェーデン・家計貸出、17:30に香港・貿易収支、20:00に仏・失業者数、21:00にメキシコ・貿易収支、22:00に米・建設許可件数、23:00にイスラエル・基準金利、欧・ラガルドECB総裁の発言、24:00に米・新築住宅販売戸数、26:00に米・2年債入札、27:00に米・5年債入札、30:00に韓・消費者信頼感指数がある予定だ。連休となった米感謝祭明けに米ドルが動き出すのか、十分に注意したい。
過去の相場レポート
2024.10.17
加・住宅着工件数好調で上昇した加ドルの方向性に注目か
2024.10.16
最強通貨となった日本円の上伸性を静観か
2024.10.15
PPIにて上値が重くなったスイスフランの下値余地に警戒か
2024.10.14
米PPI後に上昇した米ドル円の上値余地を静観か
2024.10.11
上値が重いユーロ円の下値余地に要警戒か
2024.10.10
上昇している米ドルの上値余地がCPIにて変化するのか注視か
2024.10.09
米FOMC議事録公表により米ドルの上値が変化するのか静観か
2024.10.08
米国時間で軟化した加ドルの下値余地に要注意か
2024.10.07
米雇用統計好調にて急騰した米ドルの上伸性を静観か
2024.10.04
上値が重い米ドルの方向性に注目か