5.25%据え置き予想のBOE会合にてポンドが大きく動くのか注視か

2023.11.02
- 英・BOE政策金利と声明発表
- 米・チャレンジャー人員削減数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・ADP雇用統計にて、前月の8.9万人から11.3万人に増加したことで、米ドルが一時的に対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0580から1.0516まで下落。直近2週間の安値付近へと値を下げた。テクニカル的には、ユーロ米ドルは安値ラインの1.0448付近で下値を固めつつあるため、米ドルの軟化によりユーロが台頭するのか、注目したい。
欧州通貨は、本日のBOE政策金利発表を控え、ポンドが対円で下落した。ポンド円は184.285から182.935まで下落。時間足20MAを割り込み75MA付近まで値を下げた。ポンド円は日銀会合後の上昇が急激だったため、調整としての下落の意味合いも含まれるが、金利上昇にて日本円が強含む展開に入るのか、警戒したいところだ。
本日は、16:30にスイス・消費者物価指数、16:45に仏・財政収支、17:50に仏・製造業PMI、17:55に独・雇用統計、18:00にノルウェー・預金金利、18:00に欧・製造業PMI、20:30に米・チャレンジャー人員削減数、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、21:30に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、米・新規失業保険申請件数、23:00に米・製造業受注指数、26:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言がある予定だ。5.25%据え置き予想のBOE会合にて、ポンドが大きく動くのか注視したい。
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