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5.25%据え置き予想のBOE会合にてポンドが大きく動くのか注視か

相場レポート

5.25%据え置き予想のBOE会合にてポンドが大きく動くのか注視か

5.25%据え置き予想のBOE会合にてポンドが大きく動くのか注視か
本日のポイント
  1. 英・BOE政策金利と声明発表
  2. 米・チャレンジャー人員削減数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・ADP雇用統計にて、前月の8.9万人から11.3万人に増加したことで、米ドルが一時的に対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0580から1.0516まで下落。直近2週間の安値付近へと値を下げた。テクニカル的には、ユーロ米ドルは安値ラインの1.0448付近で下値を固めつつあるため、米ドルの軟化によりユーロが台頭するのか、注目したい。

欧州通貨は、本日のBOE政策金利発表を控え、ポンドが対円で下落した。ポンド円は184.285から182.935まで下落。時間足20MAを割り込み75MA付近まで値を下げた。ポンド円は日銀会合後の上昇が急激だったため、調整としての下落の意味合いも含まれるが、金利上昇にて日本円が強含む展開に入るのか、警戒したいところだ。

本日は、16:30にスイス・消費者物価指数、16:45に仏・財政収支、17:50に仏・製造業PMI、17:55に独・雇用統計、18:00にノルウェー・預金金利、18:00に欧・製造業PMI、20:30に米・チャレンジャー人員削減数、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、21:30に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、米・新規失業保険申請件数、23:00に米・製造業受注指数、26:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言がある予定だ。5.25%据え置き予想のBOE会合にて、ポンドが大きく動くのか注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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